Amozon Alexa スキルを作ってみたぞ
こんにちは、毎年恒例の年末の個人開発は、掲題の通り Alexa スキルを作ってみました。
今回公開しているスキルは シンプルなおみくじ というもので、誰でも自宅で気軽におみくじができればと思いがあります。
- Amazon.co.jp: シンプルおみくじ: Alexaスキル
https://www.amazon.co.jp/dp/B08RRW9M6B/
もしよかったらぜひ試してみてください、バグレポもお待ちしております。
Amazon Alexa スキルを作った理由について
何故 Alexa スキルを作ったのかですが、Alexa AWSプロモーションクレジット というのが大きかったりします。
個人で AWS 使う上でわりとオススメしたいのが、この Alexa AWSプロモーションクレジット です。 Alexaでスキルを作って公開して使われるようになると、毎月消える$100クレジットを貰えます。 つまり年間12-13万円分AWSを無料で使えます。結構大きくないですか?
例えば、ちょっとした技術検証や構成の実験する際や、巨大なCPU/メモリマシンを使ってみたり、 あとは機械学習でGPUを使い捨てたい場合など、使い道は無限にありそう。
実際に作ってみて
基本的にはチュートリアルに沿っていけば問題ないので、特にハマるポイントはないかと思います。
- Alexaスキル開発トレーニングシリーズ第1回: 初めてのスキル開発
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/31c9fd71-f34f-49fc-901f-d74f4f20e28d/alexatraining-firstskill
で、個人的にハマったポイントはスキル申請でした。スキル申請をすると、実際に利用した場面を想定したアドバイスを頂けます。
ちなみに指摘は申請を行うと翌日には返ってきました。ホリデーシーズンにも関わらずとてもありがたいです。こういった、些細だが利用者にとって嬉しい対応を頂けると、サービスに対する好感度があがりますよね(マーケティング目線)。
それで、実際に頂いた指摘事項がこちら。恥ずかしい部分が多いので少し割愛しています。
1. 呼び出し名が一般的なため、ユーザーが標準のAlexa機能と対話しているわけではなく、スキルを呼び出しているということに気が付かないおそれがあり、Alexaスキルストアには公開することができません。ユーザーがスキルを有効にして使用できるよう、新しい呼び出し名に変更してください。呼び出し名を変更した後、スキルのサンプルフレーズ、説明、応答(あれば)も変更された新しい呼び出し名に変更されているか確認してください。
開発者コンソール上の「ビルド>呼び出し名>スキルの呼び出し名」で必要な修正を行い、新しい呼び出し名がサンプルフレーズ、またスキル説明内および応答内のサンプルフレーズ(あれば)にて更新されているか「公開」タブで確認してください。
注意:呼び出し名の変更は、スキルの対話モデルをビルドするまで反映されません。呼び出し名の要件に関する詳細については、カスタムスキルの呼び出し名を決定するをご確認ください。
2. スキルは、呼び出し名の要件 #2を満たしていません。1単語だけの呼び出し名は使用できません(ただし、その単語が自分のブランド/知的財産である場合、または1単語が複数の単語を組み合わせたものの場合は例外です)。また、日本語の呼び出し名は、2つの名詞を組み合わせる必要があります。呼び出し名を変更し、新しい呼び出し名が、スキルのサンプルフレーズ、スキルの説明、スキルの応答(あれば)で実際に使われていることを確認してください。
3. 現在、プライバシーポリシーのURLを記載していただく部分にプライバシーポリシーではないページのURLが記載されています。削除、またはプライバシーポリシーのURLに変更してください。
4. ヘルププロンプトはユーザーへスキルのコア機能の使用方法を示す必要があります。あわせて、ヘルププロンプト内で質問または発話の促しを行い、最後にはセッションが開く必要があります。
再現手順
ユーザー: アレクサ、おみくじを起動して
スキル : こんにちは、運勢を教えてと言ってください
ユーザー: ヘルプ
スキル : ・・・(以下略)
ヘルプの詳細については、こちらを参照してください。また、セッションの状態についてはこちらを参照してください。
5. AMAZON.HelpIntentにて指示されたとおりに発話をしたところ、スキルがエラーの応答を返しました。
スキルのバックエンドコードを更新し、プロンプトに含まれるすべての発話例に対し、正しく関連性のある応答を返すことを確認してください。
いざ申請
頂いた指摘事項を修正し、二度目の申請のち無事公開されました。
めでたしめでたし。
この記事を読んで Alexa スキル開発に興味を持ったら、ぜひチャレンジしてみてください。
余談
本記事には直接関係ないのだが、久しぶりにブログを更新するので、せっかくなら GitHub にもプライベートリポジトリを作っておくかと思いログインしようとしたところ、メールアドレス再認証を求められました。
しかしながら、GitHub で登録しているメールアドレスは色々ミスってドメインを別の人に取られてしまい、結果、このメールアドレスは利用出来ない状態になってしまっているのである。 仕方がないので違う方法でログインさせて欲しいとお願いしたのですが、セキュリティ上難しいとのことで、アカウントを作り直して欲しいと言われた。そりゃそうだ。
まぁ大したものを作っていないし、スターの数も微々たるものなので別に構わないが、 永久にこの役立たずアカウントがインターネットの深層に残り続けると思うと少し残念な気持ちではありますね。
- 新しい GitHub アカウント
https://github.com/syyama-net