Agile Practice Guide 「アジャイル実務ガイド」という本を読んだ

はじめに

読み始めた経緯については下記の通りです。 - 認定スクラムマスターの学習時間が必要でした。 - 業務でPMを行うことが増えたので、将来のキャリアアップを踏まえ、今一度体系的にアジャイルを復習する必要がありました。 - アジャイアルを網羅している書籍を探していた所、この本に出会いました。

当ブログでは各章に分けてエントリーを記載いたします。

書籍の特徴

アジャイル実務ガイド は Project Management Institute(PMI) と Aglie Alliace がコラボレーションして執筆されています。 プロジェクトを計画または実施するにあたって、アジャイルを適応するプロジェクトリーダーやチームメンバーに向けた内容となっており、実践的な内容をが記載されています。 日本語の書籍ではあるものの、英語から直訳のような文面となっており読みにくい部分が多々ありますが、内容はとてもまとまっているので、アジャイルだけでなくプロジェクト推進にあたって参考になる部分はとても多いかと思われます。

書籍の構成

書籍によると、対象者は 予測型手法(つまりウォーターフォール)とアジャイル・アプローチとの間の厄介な中間的立場にあると自ら認識しているプロジェクト・チーム となっており、既存のプロセスを見直し、顧客価値の提供を最大化したいプロジェクト運営者だけでなくメンバーにとっても有用な内容になっています。

1. はじめに

書籍の概要が記載されています。

2. アジャイル入門

アジャイル宣言のマインドセット、価値、原則、つまり定義可能な作業と不確実性の高い作業の概念、リーン、カンバン方式、アジャイルアプローチの相関関係といった内容が記載されています。

3. ライフサイクルの選択

書籍で取り上げられている様々なガイドラインを紹介します。適合性フィルター、テーラリングのガイドライン、手法の一般的な組み合わせを取り扱っています。

4. アジャイルの実装: アジャイル環境の作成

サーバント・リーダーシップやチームの構成などアジャイル環境を作成する際に考慮すべき要素が記されています。

5. アジャイルの実装: アジャイル環境での提供

チームを編成する方法についての情報、およびチームが定期的に価値を創出するために使用することができる共通実務慣行についての情報が含まれている。チーム向けと、状況報告のための実証的な測定の例を提供されています。

6. プロジェクトのアジリティに対する組織的な考慮事項

文化、適用能力、ビジネス慣行、およびPMOの役割などアジャイル・アプローチの使用に影響する組織的要因が記載されています。

7. 行動の喚起

実施要請は、本実務ガイドの継続的な改善のためのインプットが記載されています。

書籍の具体的な内容について

別途章ごとにまとめて別途記事を作成しております。 もうしばらくお待ちください。