2021年度最新版!VMware vExpertについて
2020年12月30日に更新した内容となっています。
最新の内容と異なっている場合があるのでご了承ください。
VMware に関わる皆さま、はじめまして。クラウド事業者でマーケティングを担当している やまさん と申します。 この度 VMware vExpert の取得を目指し、VMwareに関するブログ記事の第1弾として vExpert についてまとめてみました。
VMware vExpert とは
VMware vExpert は、過去1年間に、VMware コミュニティー全体に大きく貢献された個人を表彰する一年更新のプログラムです。 ブログ、書籍執筆、雑誌の記事、CloudCred のタスク作成、Facebook グループの活動、フォーラム(VMTN、その他 VMware 以外の同様のもの)、講演、VMUG でのリーダーシップ、動画といった活動で貢献した方が表彰されるプログラムです。
vExpert は個人に付与されるものであり、所属組織に対して付与されるものではありません。 過去1年の VMware コミュニティへの貢献や技術普及活動を評価するもので、資格認定というわけではありません。
公式のページには vExpert の基準として VMware の知識とコミュニティに貢献するような IT プロフェッショナルであること と明記されています。
詳細については、当ページ下部に記載の vExpert Application Portal ご確認ください。
vExpert の応募から受賞への流れ
1 年 2 回、30 日間の応募期間があり、その後 30 ~ 45 日間で投票が行われます。 実際に 2020 年後半に実施された際は 11 ~ 1 月に応募が開始され、翌年 2021 年 2 月に発表されます。 同様の 6 月の後半にも応募があり、8 月に発表されます。
なお vExpert, VCDX, 新規の応募者は、少なくとも 1 年に 1 回必ず応募する必要があります。
vExpert 応募の Path
vExpert を応募する際には4つのアプローチがあります。
Evangelist Path(エバンジェリストパス)
書籍執筆、ブログ、ツール開発者、講演者、VMTN 貢献者、それ以外にも 個人のパブリックプラットフォームを活用して知識と情熱を共有して多くの人々にリーチする IT プロフェッショナルの方 とのことです。 なお、VMware の従業員は、エバンジェリストパスを介して応募することも出来るとのことです。 また、活動がパブリックでない場合や、英語圏以外からの応募の場合(日本からの場合もそうですね!)は、VMware 従業員のリファレンスを推奨している模様です。
多くの方がエバンジェリストパスで申請することになるのではないかと思われます。
Customer Path(カスタマーパス)
VMwareの顧客組織のリーダー向けのパスです。原文によると 組織の内部チャンピオン であるか、VMware と一緒にサクセスストーリーを構築する、もしくは顧客からの問い合わせを受ける、パブリックインタビューを受ける、カンファレンスで話をする、VMUG でリーダーを務めるなどの必要があります。 活動が公開でない場合は、VMware従業員のリファレンスを推奨している模様です。
VPN Path(VMwareパートナーネットワークパス)
パートナー企業の従業員のためパスです。 認定資格通じて継続的な教育を実施することにより、技術的な知識や専門知識を広めることを目的とします。 VPNパスには、VMware従業員のリファレンスが必要です。
VCDX Path(VCDXパス)
VCDX ホルダー専用のパスです。vExpert になるためには必ず 1 年に 1 回申請をする必要があります。
vExpert になるメリット
公式サイトからの引用・翻訳ですが下記の通りです。著者はまだ vExpert でないため、詳細については分かりません…。
- プライベートの #Slack チャンネルへの招待
- CEO の Pat Gelsinger によるサインされた vExpert 証明書
- community.vmware.com プライベートフォーラム
- 名刺やWebサイトなどで vExpert ロゴを1年間使用できる
- ネットワーキングなどのためのプライベートディレクトリへのアクセス
- さまざまな VMware パートナーからの限定ギフト
- VMware パートナーおよび NFR のプライベートウェビナー
- プライベートベータへのアクセス(ベータチームとしての参加条件)
- ホームラボ/クラウドプロバイダー向けのほとんどの製品の 365 日間評価ライセンス
- ブロガーブリーフィング VMworld より前のプライベートな発売前のブリーフィング(製品チームによる承認の対象)
- VMworld 前のブロガー向けブリーフィングでのプライベートリリース前のブリーフィング(プロダクトチームの承認が必要)
- vSphere やその他の製品のブロガー向け早期アクセスプログラム
- 公開 vExpert オンラインディレクトリで紹介されています。
- ソーシャルチャネル用の VMware および仮想化コンテンツへのアクセス
- VMworld US と VMworld EU で毎年開催される vExpert パーティー
- VMworld US と VMworld EU における vExpert の身分証明書
vExpert Pro
vExpert の申請にサポートが必要な場合は、世界中の vExpert Pro にご連絡くださいとのことです。 vExpert Pro の方は vExpert の応募を支援し、コミュニティに関連するメンターとなって頂けるそうです。
Meet the vExpert Pros を見てみると、各国に1人以上の VMware vExpert の方が在席しているようです。 是非一度、どこかでお会いして話を聞いてみたいですね。
参考URL
vExpert Application Portal
https://vexpert.vmware.com/vExpert 2021 Applications are Open - Don’t Miss Out! - VMware vExpert Blog https://blogs.vmware.com/vexpert/2020/11/20/vexpert-2021-applications-are-open-dont-miss-out/
vExpert 2014 申し込みが開始されました - Japan Cloud Infrastructure Blog - VMware Blogs
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2014/02/vexpert-2014-application-start.htmlMeet the vExpert Pros - VMware vExpert Blog
https://blogs.vmware.com/vexpert/meet-the-vexpert-pro/
最後に
著者はこの機会に vExpert にチャレンジしようと考えております。 vExpertを目指している方がいらっしゃいましたら、情報交換などが出来ると嬉しいです。
何かご質問や内容に過不足や誤りがありましたら、気軽にコメントください。